整骨院の修行時代（神戸の腰痛・坐骨神経痛の回復整体）
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます！
兵庫県 神戸市 新長田で慢性の腰痛、坐骨神経痛、女性の骨盤整体の壯夬整骨院 / 心・そうかい整体院の院長、泉 たかやす です。
今日は、私の整骨院の修行時代を含めて～
“一般的な？整骨院（接骨院）” での修行をお伝えします。
あなたの治療院選びにお役立ていただければ、幸いです。
整骨院（接骨院）での修行
以前、ブログで書いた記事→ 整骨院の仕事に就いたキッカケ
でもお伝えしましたが、二十歳の頃にこの業界に就職しました。
とはいえ、“時代が時代” だったので～ 社員というより、「丁稚奉公」的な扱いで
給料も「修行をさせてやってる」的な感じで～ 月給 約8～ 12万円でフルタイム働いていました。
実家だから、何とか生活出来ていましたが、そこから毎月10万近くを貯金して整骨院の国家資格を取る学校に通うお金を貯めていました。
それで、今は規制緩和で学校も増えましたが、、
私が学校に行ってる時代は「全国に10校～」位で、学校に入ること自体が狭き門でした。
それが、今では規制緩和により全国に100校と増えて、単純に柔道整復師（整骨院の先生の資格）の数も１０倍に増えました。（なので、整骨院も増えたのですが）
で、私の時代はその狭き門の学校に入学するためには入学金も高くて、200万近く掛かった気がします。なので～ 毎年の学費合わせて500～600万近くを出した感じです。
まあ そうやって理論は学校で学んだわけなのですが、実際の現場での学びは、やはり勤めていた職場（接骨院）での日々の仕事がメインでした。
整骨院の仕事
まず、整骨院に通った事がある人はよく知ってる “電気治療器”
これを患部に当てたりする仕事が新人としてはメインになりました。先輩が治療してる脇でいろいろな雑用をしたりですね～
それから資格を取り、治療させてもらったのですが、その職場での治療法は・・
『指圧・ツボ療法』と『矯正（バキバキ）』がメインでした。
昔の治療院だったので～ 患者数も多くて一日に100名以上は平均で来院されてて、息つく暇もなくフルタイムで働いてた記憶があります。
なので、指の感覚がなくなる程の毎日だったと思います。
そして、患者さんも次から次へと～ だったので、ベルトコンベア式に数をこなしてたような感じでした。
よく仕事終わりに、仲間の先生たちと「熱くなった親指」を缶コーヒーで冷やしながら～
いろんな夢を語ってたのがよい思い出です。
整骨院の治療法
今でこそ、整形外科でのリハビリなどが増えて、
私が勤めていた時代には少なかった「理学療法士」が増えていますが～
私の勤めていた接骨院は、電気治療器や、首の牽引機器、ローリングベット、マイクロ波治療機など～ 病院のリハビリ施設のようで、毎日おじいちゃん・おばあちゃんメインで仕事してたような気がします。なので午前中はとても忙しかったです。
治療のメインは経絡のツボ押し指圧がメインで、最後の仕上げにバキバキとする矯正をしていました。何せ一人の治療時間が10分程度だったので、とにかくスピーディにしてた記憶がありますね。5～10分かな？電気の時間も8～10分。たぶん、今でも普通の保険治療だけの所はそのような感じだと思われます。
今考えれば、もちろん保険治療だったので～
かぎりなく病院のリハビリ治療に近かった感じですね。よくもわるくもシステムと流れ作業だった気がします。その中でもちろん学んだことも沢山ありましたが、今ほど “治療法が多様化” している時代では無かった気がします。
今現在の整骨院の現状や様々～
私自身は、その後～ 他院での修行もして開業に至りました。
（ちなみに、その院も経絡ツボ指圧の激圧系で、私もより激アツになった気がします。。）
開業は、平成１６年７月～
修行してきた治療院の系譜を継ぐような治療法や、やり方やってまいりました。
しかし、狭間期？
様々な医療制度や健康保険の改正などあり、段々と整骨院の “あり方” 自体が変わっていき～
昔のような “健康保険を使った治療” から、整骨院は変わっていく時代になったと感じています。もはや『整骨院』という名前自体に意味があるのか？とさえ思うような事が個人的には増えてる最近です。
今なら分かりますが、変化（進化）していく事の大切さを思います。
次回ブログでは、
私の中での “変化” を伝えさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
